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世界青年の日に向けての教皇メッセージ
ヨハネ・パウロ二世教皇は、今年の「枝の主日」(4月13日)にローマで開かれる第18回ワールド・ユース・デイ(世界青年の日)に向けてメッセージを発表された。その中で、2002年10月6日に宣言された「ロザリオの年」にちなんで『これがあなたの母である』がテーマに選ばれたことに触れた。
世間を「内部から」清め、社会を神の手に取り戻す
教皇ヨハネ・パウロ2世は、ホセマリア・エスクリバー列聖式の説教で、聖ペトロ広場に入りきれず通りにまであふれた参列者に向かって、キリスト者の祈りと仕事で世界を神に揚げ、社会を「内部から」清め、社会の隅々までに神をもたすという、新聖人の模範と教えを繰り返し、一人一人がそれを実践するように呼びかけた。
ラス・グラビレアス女子専門学校 「社会的な立場の違いを越えて、皆、神の子である」
グアテマラの僻地に住む者は大抵そうなのだが、アリシアの家族も暮らし向きは良くなかった。しかし、ようやくチャンスが訪れた。雇い主が「ラス・グラビレアスのクラスに出てみれば」と勧めてくれ、登録の便宜を図り、さらに裁縫と料理教室の月謝を払ってくれたのだ。アリシアの妹たちも姉に倣い、手縫いと機械縫製を学ぶこととなった。今では自宅に小さな仕立屋を構えている。
仕事を新たな視点で
オプス・デイ創立者ホセマリア・エスクリバー生誕百年を記念して、ハビエル・エチェバリーア司教(現オプス・デイ属人区長)はスペインの有力新聞ABC紙に次の記事を寄せた
神が平和という奇跡をくださいますように
教令の宣言後、オプス・デイの属人区長は、福者ホセマリアの取り次ぎによる奇跡の承認に触れて、「感謝に堪えません」と述べ、さらに、「ご降誕を間近に控える今日、時には不可能とも思える平和という奇跡を神がくださるよう願っています」と言葉を続けた。