ホセマリア・エスクリバーについての各地でのコメント

オプス・デイ創立者についての枢機卿様、司教様のコメントをご紹介いたします。

ヨアキム・マイスナー枢機卿、ケルン大司教

ケルン大聖堂、1月9日

「列福、列聖は教会の共有財産になった聖人方を一般に広く公開することです。福者ホセマリアは永遠に創立者です。でも、私たち全教会のものです。だからこそ、私たちの福者はもうすぐ列聖され、私たちもオプス・デイに属する信者とともに喜び合えるのです」

ノルベルト・リベラ枢機卿、メキシコ総大司教

グァダルーペ大聖堂、メキシコ(1月9日)

「あらゆる人にとって、とりわけメキシコ人にとって、待ち焦がれていたこの知らせを聞いて心は喜びで満たされます。奇しくもグァダルーペの聖母のホアン・ディエゴとホセマリア・エスクリバーが一緒になったことを嬉しく思います。テペヤックの二人の巡礼者、ホアン・ディエゴとホセマリア・エスクリバーは、小麦色の肌をした聖母に魅せられたのです。祭壇上に祭られる途上、二人は一緒になりました。英雄的徳が承認され、尊者と宣言された日も同じでした。

セラフィン・フェレイラ・ダ・シルバ司教(レイリア・ファティマ)

ファティマ、御出現の小聖堂(1月12日)

「1945年以来ホセマリア・エスクリバーが何度も訪れたこの御出現の小聖堂で記念ミサを司式できることを光栄に思っています。ホセマリア・エスクリバーは、この聖地を訪れた巡礼者のうち初めて列福された方です。2002年の間に列聖式があるよう期待しています。師は内面に強さを秘めた方でしたが、その強靱さはファティマ、グアダルーペといった様々な聖母大聖堂への訪問から得ておられました。この地においてもそうでしたが、聖母に神の御旨が成就されますように、聖母の御助けを得、聖霊に自分自身を委ね、御子、永遠の御父を通して御旨が成就しますようにと願っておられたのです」

ホアン・ホセ・オメーヤ司教(バルバストロ・モンソン)

福者ホセマリアの生地バルバストロ(1月9日)

「福者は、キリストに根付いた人生を送り、教会を情熱的に喜びにあふれて愛し、オプス・デイを創立しました。オプス・デイが教会のためになしたこと、そしてあれほど多くの人々に神を知らせ愛するようにと導いたことに感謝いたしましょう。みなさん、主に願いましょう。早く列聖の恵みをくださり、キリストに従う神の子の模範として福者を祭壇上に仰ぎ見ることができますように」

アンソニー・グブジ司教(エヌグ、ナイジェリア)

エヌグ(1月9日)

「オプス・デイの発展は、信仰と愛の実りであり、福者ホセマリアが神の御旨に全面的に自分を捧げ尽くしたおかげです。オプス・デイ創立者は、キリストの模範に従い、人々の救いに生涯を捧げ尽くしたのです。ですから、もうすぐ聖人方の一人に数えられることでしょう」

カミーロ・ルイニ枢機卿(ローマ、教皇総代理)

聖エウジェニオ大聖堂、ローマ(1月9日)

「沖に乗り出せ。この観点から見ると、福者ホセマリアの精神は第三の千年期に分け入る鍵となります。福者の著作と生涯から教皇聖下が全教会に示された第一で根本的な『司牧上の優先課題』、つまり聖性という視点を見失わないよう適切に導いてくれます」

ジュセッペ・コスタンツォ大司教(シラクサ)

聖心の教会、シラクサ(1月18日)

「福者ホセマリアの生涯は実り豊かでした。一体どんな秘訣があったのでしょうか。それは、中でも神がお与えになった使命に全面的に献身したことです。ホセマリア・エスクリバーの念頭にあったのは、仕事とは奉仕するということです。王である神への奉仕、キリストの貴重な御血で贖われた兄弟への奉仕であるということなのです。そして、奉仕するとは自らを捧げること、与え尽くすことなのです」