属人区長のメッセージ(2023年3月30日)

オプス・デイ属人区長、フェルナンド・オカリス神父は、来月に迫った臨時総会のための祈りを呼びかけると共に、本総会のいくつかの側面について説明します。

愛する皆さんへ。イエスが私の子どもたちを守ってくださいますように!

周知のように、復活の八日間に、臨時総会が開催されます。それは、自発教令「Ad charisma tuendum」に、オプス・デイの規約を適合させるためです。ここ数ヶ月に渡る皆さんの協力を感謝しています。この仕事のために祈ってくれると共に、多くの勧めや気づきを届けてくれることで、準備を手伝ってくれました。引き続き、総会の準備のため、その発展と結果のために祈るようにお願いします。こうして、私たち自身が、世界中で神と教会に仕え、オプス・デイを実現していく望みを新たにすべきです。

受け取った勧めは、具体的な提案として総会に提出されるために、ここローマで専門家たちの協力を得て研究されています。受け取った勧めの内、自発教令に含まれる聖座の要請に当てはまらないものは、昨年10月のメッセージで述べたように、次の検討週間が招集される際に考慮され、2025年の次の通常総会の準備に役立てることができるでしょう。これらは非常に貴重な資料であり、改めてお礼を申し上げたいと思います。

臨時総会の日々には、男女それぞれの総会委員の会合は、並行して行われます。私は、代理の人たち(Vicarios)たちと一緒に、どちらにも参加する予定です。それぞれ、聖マリア学院と聖十字架学院で開催されます。両方とも、ミサによって始められます。続けて行われるセッションでは、準備された提案について検討され、最後の日には、最終文書について投票がなされます。聖体賛美式とTe Deumを唱えて臨時総会は閉幕します。

他の総会 ―属人区長を選ぶ選挙総会や、使徒職の優先項目を定める通常総会― とは異なり、この場合は、結論についてすぐに発表されることはありません。結論は聖職者省に送られ、聖座の検討に付され、聖座の承認を受けなければならないからです。

すべての総会は、オプス・デイ全体の一致のために、また、オプス・デイと教皇様との、そして教会全体との一致のために特別な時なのです。これからの数週間は、私たちのパドレの熱望であった「すべてが、ペトロと共にマリアを通ってイエスへ(Omnes cum Petro ad Iesum per Mariam)」を、特別に心にかけることにしましょう。

心からの愛情を込めて皆さんを祝福します。

あなた方のパドレ、

フェルナンド

Fernando Ocáriz

ローマ、2023年3月30日