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​45.フィリポによる福音書は何を語っていますか?

「フィリポによる福音書」は、現在カイロの博物館にあるコプト語で書かれたナグ・ハマディ文書の第Ⅱ写本に第3文書として含まれています。

​2. 東方の星とは何のことでしょうか。

東方の星については聖マタイが福音書の中で述べています。エルサレムで博士たちが尋(たず)ねます。

​10.イエスはどこでどのようにして生まれたのですか?

福音記者のうちマタイとルカが、イエスがベツレヘムで生まれたと書いている(「イエスが生まれたのはベツレヘムですか、それともナザレですか?」を参照)。

​6.十二使徒たちは誰ですか?

イエスの生涯における最も確かな情報の一つは、12人の弟子からなるグループを作り、「十二使徒」と名付けたことである。このグループはイエスが個人的に呼んだ男たちであり、神の国設立という彼の使命に協力し、イエスの言葉、行い、復活の証人である。

​4.マリアの処女性とはどんな意味ですか?

マリアが男性の関与無しに受胎したことは、聖マタイと聖ルカによる福音書の最初の2章にはっきりと書かれている。「このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。

​42. アリマタヤのヨセフとはどのような人でしたか?

アリマタヤのヨセフはイエスの受難と死に関して4つの福音書の中で登場します。彼はユダヤの町アリマタヤ(ヘブライ語でArmathajim)の出身でした。

​9.イエスは独身だったのですか、それとも結婚していたのですか、あるいは男やもめだったのですか?

福音記者が書き残したデータによれば、イエスはナザレで大工の仕事に従事して後(マルコ6.3)、30歳の時に公の職務を始めた(ルカ3.23)。公生活の間、イエスに従う女性や(ルカ8.2−3)、親しく接する女性がいた(ルカ10.38−40)。

​3. なぜ12月25日にイエスの誕生を祝うのですか。

初代のキリスト信者は誕生日の祝いをしなかったようです(オリゲネス参照)。ディエス・ナタリス(dies natalis=誕生の日)、つまり永遠の祖国に入った日(帰天日)を、イエスが栄光に輝く受難によって死に打ち勝ってもたらせた救いにあずかる日として祝っていたのです(ポリカルポの殉教録参照)。

​11. 歴史におけるイエス・キリストの研究の現状

歴史学の近代的な研究手法が19世紀以降、福音書の研究に用いられてから、イエス・キリストの歴史学的研究は幾つかの時代を推移した。

​47.イエスは本当に教会を建てることを望んだのですか?

イエスの教えは、まずもってイスラエルに向けられたものです。イエスは自分に従う人々に次のように語っている通りです。