オプス・デイの協力者、短い証言の7

ノルウェー、スロバキア、ナイジェリア、スウェーデン、アイルランド、リトアニアの協力者の証言を紹介します。

センターができるのを待ちながら

イザベル・ヒダルゴ

オスロ(ノルウェー)在住

ノルウェー家庭政策研究所代表

幼い頃から、オプス・デイの人たちが運営する若者のためのクラブに通い、温かな雰囲気の中で行われる様々な活動に参加してきました。結婚してノルウェーに住むようになったある日、黙想会を定期的に開くために、ストックホルムからオスロを訪れていたオプス・デイの一人のメンバーと出会いました。すぐに彼女の振る舞いの中に、カトリックに特有の肯定的で喜びみに満ちた精神を感じることができました。そういうわけで、当然のように、自分にできることを最初からしています。まだノルウェーにはオプス・デイのセンターはありませんから、黙想会の世話のために彼女がオスロに来るときには、家に泊まってもらい、その黙想会にいろいろな人たちを誘っています。


滑らかな鋼鉄

ミロフスラフ・マズーク

マルティン(スロバキア)在住

裁判官・四人の子どもの父親

いろいろな事情から、霊的な手助けを必要としていた時に、偶然オプス・デイのホームページに出会い、すぐに興味を持ちました。自分に必要なことが書かれていたからです。連絡を取り、数日間の黙想会に参加したのですが、それはとても役に立つものでした。謙遜や真実、隠れて過ごすように努めることなどについて、ゆっくりと考える機会となりました。ひと言で言えば、内面は鋼鉄のように、外面はビロードのように、ということです。聖ホセマリアの精神は、世間の真っただ中にいる私のような者のために、現代的かつ魅力的なものだと感じました。協力者としては、必要に応じて、具体的なことで僅かながら協力をしています。例えば、マルティンで毎月黙想会が行われるように手伝うことで、それは私にとっても大きな喜びとなっています。


病気を捧げて

ティカオディリ・ローズマリー・ンノリ

ラゴス(ナイジェリア)在住

最初の段階から、病気は私が神様に近付くための一つの機会となると分かっていました。ですから、サークルやキリスト教の要理のクラスに参加し続けるようにしています。病気をいろいろな意向のために捧げることができるということを学びました。私には、家族や教皇様やオプス・デイの属人区長のためなど、たくさんの意向があります。病気を捧げることができるということ自体が、私の支えになっています。苦しみを考え続けるのではなく、幸せになるように努めています。


改宗してから

マルクス・リッツベルグ

スウェーデン在住

二〇〇九年の夏に、カトリック教徒に改宗し、その後すぐに協力者になりました。このことは、私の霊的生活を成長させる機会となりました。また、毎日の各瞬間の仕事や日常の義務を果たすことを通して、つまり、仕事や家族生活や社会生活の中で、すべての人が聖性に呼ばれていることを、出会う人たちに思い出させる可能性も与えてくれました。このような精神は、私の人生をもっと調和のある充実したものにしてくれました。


苦しみの中で神と出会う

キアラ・マニオン

ゴールウェー(アイルランド)在住

看護師

私は、病院の集中治療室で働いています。時々、苦しみが神の愛を理解することを困難にしてしまう姿を見ることがあります。病気のために落胆してしまったり、近づく死を前にして平安を失ってしまったりする患者さんを、多く目にしてきました。そういう時には、神への信仰と希望について話をするようにしています。再び秘跡に与ることを望む人たちもたくさんいます。そして、最初は避けたいと思っていた苦しみが、神への愛を成長させ、神のゆるしを求めるために役立ち、幸福にさえなる機会となることを発見するのです。


貴重な助言

ロカス・マシウリス

ビリニュス(リトアニア)在住

会社経営

毎日の各瞬間こそを重要なものとして捉えること。聖ホセマリアのこのメッセージは、私にとって極めて自然で、実践的です。複雑で人目を引くようなことをせずに、キリストに従って生きる方法だからです。祈りと、経済的な援助によって、オプス・デイに協力しています。いくつかの形成の手段にも参加していますが、もっとも大切なのは、自分の信仰にふさわしい生き方をする努力を続けることです。それは、決して簡単なことではありませんが、可能なことなのです