属人区長のメッセージ(2018年11月4日)

「私たちの希望は天にある」との聖書のことばにもとづいて、属人区長は11月に特に考察するこの真理を思い出させます。

11月に入りました。初日に、諸聖人の祭日を祝い、翌日には、亡くなった人々のために祈りました、これらの日々は、私たちの希望は天にあることを思い起こさせます(コロサイ1・5参照)。この希望は、私たちの地上の歩みを照らしてくれるのです。この希望は、私たちたちが生きているこの世界はいつの日か、「新しい天と新しい地」(2ペトロ3・13)へと作り変えられることを私たちに教えています。この希望は、また、私たちの日々の活動には、目で見ていること以上の意味があることを教えています。聖ホセマリアが確言したように、神と人々への愛のために行なうなら、「永遠の響き」を帯びるのです。

聖徒の交わりは、私たちを慰めで満たすもう一つの現実です。キリストにおいて私たちは一つの体であることを知れば、決して孤独ではないと励まされます。私たちは自分のいる所で、すなわち皆が共に同時に、そしてあらゆるところで、教会を、具体的にはオプス・デイを築いているのです。私たちは互いに支え合っています。それゆえ、昨日、ローマで属人区の助祭となった34名のために、特別の祈りをお願いします。

フェルナンド

ローマ、2018年11月4日


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