チャリティの創造力

困っている人を助けるにはどうしたらいいでしょうか?何から始めればいいの?このドキュメンタリーでは、さまざまな国のカトリック教徒が、身の回りの人々のニーズに応えるために、創造的な方法で活動している様子を紹介しています。

(ビデオ:26分、日本語字幕を設定してください)


黙想のためのテキスト

2017年2月14日、フェルナンド・オカリス師の司牧書簡の27番と31.2番。

27. 聖ラファエル職と聖ガブリエル職の形成の手段において、精神的あるいは身体的な慈善のわざを推進していくのは良いことです。それは教会の変わらない教えであり、聖ホセマリアが実践し、教皇フランシスコが模範と言葉で勧めて来られたことです。連帯に関わる個人的な活動や企画、困っている人たちへの奉仕、社会的な責任は、応急的や副次的なものではなく、福音の中心的な教えです。例えば、コースや講演を通して教会の社会教説の理解を深めることは、社会の過剰な不均衡の背景を理解する助けになるでしょう。

31. 2. これらの優先点とともに、皆が、現代の人々、特に弱い人たちの窮乏、痛みや苦しみを感じ取る広い心 ―主のみ心と同じぐらい広い心にしてくださるよう主に願います― を持つことが急務であることを強調したいと思います。現代の貧しさは色々な形をしています。無視されている病人や老人、多くの人が見放されていると感じる孤独感、難民たちの悲劇、多くの場合天に向かって叫ぶ不正の結果として人類の大きな部分が味わっている貧困などです。このいずれに対しても無関心であってはなりません。私の子どもたち皆が、困っているすべての兄弟たちに神のいつくしみの香油を届けようという「愛の夢」[32] を実現させようとしていることを知っています。「私たちのあの友が言っていた。『貧しい人々こそ、私にとって最良の霊的読書であり、祈りの主たる動機です。彼らを見ると心が痛みます。その人々と共におられるキリストを思って辛くなります。そして、心の痛みを感じることから、私が主とその人々を愛していることが分かります』」(聖ホセマリア、『拓』827番)。