生物医学大学

ローマ(イタリア)

聖ホセマリアの最初の後継者であるアルバロ・デル・ポルティーリョ師は、ローマに生物医学(バイオメディカル)の大学を創立することを後押ししました。現在は、七十五ヘクタールのキャンパス内に、最新施設の大学病院と生物医学およびバイオテクニックに関する研究所も併設されています。

教育部門は、六年間の大学課程で構成されています。二〇〇八年には、トリゴリアの学研都市に、最新医療レベルを導入した、高齢者医療センターと二つの外来病棟と放射線医療センターを備えた新大学病院が開設されました。

医療スタッフは、治療の質の向上と、患者との心の通った関係、病院の温かな雰囲気の維持に努めています。ヨーロッパの企業や大学の協力を得て、先年ライフ・ハンドプロジェクトが始まりました。このプロジェクトにおける医師と技術者たちの研究成果として、脳神経からの刺激で動く義手を、世界で初めて開発しました。