5月23日(土)、オプス・デイの助祭18名が、フェルナンド・ホセ・カストロ・アグアヨ司教から司祭叙階を受けます。式は聖エウジェニオ大聖堂(ローマ)にて、現地時間の10:00(日本時間17:00)から執り行われます。
未来の司祭たちの横顔
トリエステ生まれの48歳のイタリア人、フェデリコ・スコドレルは、哲学を学び、長年にわたり公立学校で教師として働いてきました。オプス・デイのアソシエートである彼は、バスの愛好家です。「子どもの頃から、工事現場で動き回るトラックを見るのが大好きでした。その後、路線バスに興味を持つようになり、すっかり詳しくなりました。そして、自分と同じ趣味を持つ人がほかにもいることを知ったのをきっかけに、地域公共交通の歴史的遺産を保存する市民団体に参加するようになりました」。
この趣味は、彼が司祭召命を理解する助けともなっています。「私がいつもバスに魅了されてきたのは、単に機械としてではありません。人々を、それぞれが行くべき場所へ運んでいくからです。助祭として、そしてこれからは司祭として、人生で本当に大切な旅──私たちを聖性へと導く旅、すなわち真の幸せへと至る旅──を、多くの人とともに歩んでいけたらと思っています」。
スペインのコルドバ出身のアルフォンソ・カブレラ・サリナスは、オプス・デイのヌメラリです。生まれ故郷で学んだ後、10年間カメルーンで生活し、仕事に携わるとともに、オプス・デイの使徒職に協力してきました。この経験は、彼の司祭への歩みに深い影響を与えました。「私は9人きょうだいの末っ子です。喜びと愛情に満ちた家庭で育ったことで、神の摂理のうちに訪れるさまざまな挑戦を、信頼をもって受け入れることを学びました。 特に感謝しているのは、カメルーンで過ごした年月です。そこで私は、自分が育った環境とは大きく異なりながらも、同時に素晴らしさに満ちた現実の中で、教会とオプス・デイの豊かさを自ら体験することができました」。
1997年にボゴタ(コロンビア)で生まれたダビド・セラーノは、生まれ故郷の学校で数年間、哲学の教師として働き、現在は教皇庁立聖十字架大学で研究を行っています。永遠の都ローマでおよそ7年を過ごした彼は、次のように語ります。「ローマで過ごしたこの年月の中で、初めてここに来た時にハビエル・エチェバリーア師から教わったように、この町が持つ最大の宝は教皇であるということを知ることができました。ここで暮らすことで、ローマ的であるとは、何よりもまず、ペトロの後継者と心を一つにすることだと学びました。将来の司祭としての務めが、この一致を映し出すものとなることを願っています。そして、すべての人が教会の一員であると感じ、この大きな家族の中で神が自分を愛しておられることを見いだせるよう助ける橋となれたらと思います」。
トベ・アトーはナイジェリアのラゴスで育ち、そこで学び、働いた後、神学の勉強のためにローマへ移りました。彼とオプス・デイとの出会いは、幼い頃のある思い出に始まります。「私がオプス・デイを知ったのは4歳の時でした。きっかけは、母が作ってくれた素晴らしいデザートです。母は、それをオプス・デイの女性たちから教わったのだと話してくれました」。それから数年後、アルバロ・デル・ポルティーリョの列福式に参加したことによって、その記憶はさらに深い意味を持つものとなりました。「私はそこで、オプス・デイの普遍性と人々の親しさを実際に体験し、幼い頃に母が示してくれていたことを、ようやく理解することができたのです」。
1998年マドリード生まれのビクトル・トーレ・デ・シルバは、ローマの聖十字架大学で哲学を学びました。司祭への養成を始める前には、マドリードの学校で哲学の教師として働いており、その経験を彼は決定的なものだったと振り返ります。「教えることと福音を宣べ伝えることは、別々の道ではありません。どちらも、人が真理と神の愛に心を開くのを助けることだからです。そして、その真理と愛こそが、すべての人間の人生に意味を与えます。司祭としての私の務めが、この真理への探求の延長となり、多くの人が、自分が愛され、また愛するよう招かれていることを知る喜びを見いだせるよう助ける道具となればと願っています」。
全受階者とその出身国は下記の通り
- Joseph Michael Nicolas Arbilo (フィリピン)
- Tobechukwu Ugochukwu Attoh (ナイジェリア)
- Alfonso Carlos Aza Jácome (スペイン)
- Pablo Bistué Muñoz (スペイン)
- Alfonso Cabrera Salinas (カメルーン)
- Pedro José de León Chávez (グアテマラ)
- Francisco de Paula Febres-Cordero Carrillo (ベネズエラ)
- Josimar Pereira Freitas (ブラジル)
- Juan Martín Gismondi (アルゼンチン)
- José Tomás Larraín Correa (チリ)
- Anthony Oluchukwu Momah (ナイジェリア)
- Peter Leonard Otieno Ndeda (ケニア)
- Charles Ejike Ozoene (ナイジェリア)
- David Serrano Ariza (コロンビア)
- Federico Angelo Carlo Skodler (イタリア)
- Víctor Torre de Silva Valera (スペイン)
- Augustine Onyekachi Ufoegbune (ナイジェリア)