ペドレイラ教育支援センター

サンパウロ(フラジル)

ペドレイラ教育支援センターは、社会と学生たちの互いの要望が一致して、一九八五年に誕生しました。それは、差別と薬物汚染と少年犯罪に苦しんでいたサンパウロ南部ペドレイラ地区の十歳から十八歳の少年たちを助けたいという望みです。それ以来、ペドレイラ・センターは高い評価を受け、二十二回に渡って表彰されてきました。

ここでは、二年制の経営学コースに加えて、家庭および工業電気技師、応用情報アシスタント、遠距離通信技術者などの養成コースが開設されています。卒業生の就職率は九十五パーセントにのぼり、四百社以上の企業で勤務しています。また、四パーセントは管理職や経営者になっています。

センターの活動は、生徒たちの家族にも及びます。「幼児と家庭プログラム」、「青少年と家庭プログラム」を通して、毎年五百以上の家庭が、医療的、あるいは歯科的援助を受けています。