家庭を築き結婚生活において聖人となった人たち。『愛のよろこび』家庭年の閉幕に寄せて

『愛のよろこび』家庭年の閉幕を1カ月後に控える2022年5月26日(木)に、「聖性・結婚・家庭」をテーマにした第2回シンポジウムが開催されます。

ルイジとマリア、ヨゼフとヴィクトリア、ジョバンニとローザ、エドゥアルドとローラ、フランコとマリア、シプリアンとダフローズ。

このシンポジウムは、5月26日(木)、ローマ時間の16:00(日本時間23:00)から18:30まで教皇庁立聖十字架大学で開催され、イタリア語(Youtubeチャンネル)、英語、スペイン語(Zoomプラットフォーム)に翻訳してオンラインで視聴することができます。直接参加したい方は、こちらのリンクから無料登録が可能です。

また、列聖された夫婦や列聖の過程にある人々の友人や彼らの伝記作家たちが証言します。また、列聖請願人が参加する円卓会議も予定されています。主な内容は以下の通りです。

• 2001年、一緒に列福されたイタリアの夫婦、福者ルイジ・ベルトラメ・クアトロッキと福者マリア・コルシーニ。聖ヨハネ・パウロ二世教皇は「二人は、平凡な人生を並外れた方法で」生きたと語っています。証言者は二人の伝記を執筆したパオラ・ダル・トソ教授です。

• ポーランドで「マルコワのサマリア人」として親しまれているヨゼフ・ウルマとヴィクトリア・ウルマ。証言者は列聖請願人のヴィトルド・ブルダ司祭。

• ジョバンニ・ゲド(建築家)とローザ・フランジ(教師)は、「常に神に喜ばれる存在でありたい」、「人に良いことをしたい」という望みを生きたカトリック・アクションのメンバーでした。証言者は列聖請願人のリア・ラフロンテ(弁護士)です。

エドゥアルド・オルティス・デ・ランダズリ(医師)とラウラ・ブスカ・オタエギ(薬剤師)は、特にパンプローナ(スペイン)の家庭や病人への惜しみない奉仕がその生涯の特徴です。今回の証言者は、列聖請願人のフランチェスコ・カロジェロ教授です。

• フランコ・ボノとマリア・ロザリア・デ・アンジェリスは、一市民として、また、教会の成員として、そして、職業人としても、模範的な生き方を貫きました。マリア・ローザは、「フォコラーレ運動」に参加し、多くの人々に多大な影響を与えました。彼らの列聖請願人ピエトロ・ローメ司祭が、その人生について語ります。

• ルワンダでの虐殺の殉教者であるシプリアン・ルガンバとダフローズ・ムカサンガを、伝記作家で『ルガンバ家、天国で踊っている』の著者でもあるジャン・リュック・モーンズの協力によって紹介します。この夫婦は、殉教する前に、エマニュエル共同体とカトリック・カリスマ刷新の両団体を自国に招き入れました。

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当日は、マルチェロ・セメラロ枢機卿(列聖省長官)が紹介し、フェルナンド・オカリス師(オプス・デイ属人区長)が閉会宣言を行う予定です。神学者のカルラ・ロッシ・エスパネッテが夫婦の聖性についてのガイドラインを考察します。