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14.福音書の中に何が書かれていますか?
教会は、正典の4福音書は「神の子イエスが人々の間に生き、活動し、教えを説いたことを忠実に伝えている」(第二バチカン公会議、『啓示憲章』19番)とはっきりと断定します。
23.ローマとユダヤの情報源からはイエスについて何が得られますか?
文献の中で最初にイエスについて言及があるのはおそらくキリスト教の文献で、Ⅰ世紀後半から2世紀前半に生きたギリシャやローマの歴史家の文献の中に見出せます、これはキリストの出来事からかなり近い時期です。
24. ファリサイ派、サドカイ派、エッセネ派、熱心党とは誰ですか?
西暦Ⅰ世紀のパレスチナにおいて、ユダヤ住民の間で、イスラエルの宗教のよりどころとその宗教生活の仕方に対する理解の多様性から種々のグループが生まれました。
34.ペトロとマグダラのマリアはどのような関係にあったのでしょう?
聖ヨハネの福音書は次のように語っています、土曜日の次の日にマグダラのマリアはイエスの墓に向かい、そして墓を覆っていた石が動かされているのを見てそれをシモン・ぺトロと、主に愛された弟子に伝えるべく走りだしました。
38.サンヘドリンは何ですか?
サンへドリンはユダヤ法の最高法院で、口頭と書面の両面でのトーラーを解釈し適用して正義を確保することを使命としていました。同時に、それはローマ帝国権力に対するユダヤ人民の代表という性質を誇示しました。