『神は生活の場や世間、身分、人間的に高貴な野心、専門職から、あなたを引き離したりはなさらない。神のお望みは、あなたがそのようなところで聖人になることである。』
いつも活発で愉快だったカルメンが、元気がなくなりました。検査をした結果、がんでした。1957年3月のことです。医師たちはあと二ヶ月の命だと宣告しました。
福者アルバロはローマとナポリの間の海岸に研修センターを作るプロジェクトを推進します。その実現のためには聖ホセマリアの姉カルメンの助けがどうしても必要でした。