奇跡は存在します。

私は、信心を込め強い信仰をもって、聖ホセマリアにノベナを捧げ、妻の健康をお願いしました。

この3ヶ月間、家族と一緒に生きてきたことで、そのことを証明しています。私たちの生活は、5月8日に妻が癌の腫瘍になったという悲しくも辛い知らせを医師から受けてから一変しました。その事実を受け入れることは、本当につらいことでした。最初は、つらいニュースに直面した時の絶望と無力感から、痛みと苦悩しか感じられない谷間にいるのではないかと思っていました。悲しみが私たちの人生を支配しました。しかし、私たちの心の中にある何かが、希望を失ってはいけない、困難な瞬間があるが、神への信仰と信頼をもっと持つべきだと教えてくれました。そして、私たちの人生は変わり始めました。信頼できる家族や友人は私たちの苦悩を理解してくれました。彼らのサポートを受け、私たちの人生は突然素晴らしい形に変わり始めたのです。

私たちにとって、自分たちの人生について考える機会となりました。なぜなら、私たちの良くないところに気付いたからです。光と希望の道を歩き始めました。その途中、親しい友人が私にアドバイスをしてくれて、聖ホセマリアの祈りのカードを手渡してくれました。その言葉が心に響いたので、私はその勧めに従いました。信心を込め強い信仰をもって、聖ホセマリアにノベナを捧げ、妻の健康をお願いしました。九日間、私は彼に祈り、泣きながら、私たちの主である神の前で執り成しを願いました。神様が私に与えて下さった祝福である妻の病気が悪くならないように祈り続けました。

検査と診断の結果が出るたびに、私たちの願いが聖人に届き、聖人がその働きをしていることを実感しました。私たちの祈りと家族や友人の祈りが神の母の慈悲深い心に届いていることを感じました。3ヶ月後の今日、私は妻の命を脅かしていた病気を取り除き、消滅させた奇跡のために、神と聖母と聖ホセマリアに感謝したいと思います。不安の日々であったことは事実ですが、その苦しみは、私たちの信仰と確信に打ち勝つことはできませんでした。8月9日(木)に妻は専門医の診察を受けました。午前10時45分頃でしたが,同じ医師が妻の病歴を確認したところ、最後の検査で陰性となったことを説明できませんでした。「私には何が起こったのか理解できません。私は、このサンプル分析は、最も正確であるが、なぜ陰性になったのかについての説明ができない。」と医師は言いました。医師は最後にこう言いました。あなたは癌ではありません、と。