今日のメッセージ

ご降誕の準備期間

『待降節がやって来た。キリスト降臨への、そして日々聖体の秘跡のうちにあなたの心に来られるキリストヘの、心からの望みと憧れと切望を生き生きとさせるため、絶好の時である。「キリストはすぐに来られる」と、教会は元気づけてくれる。』 (鍛、548)

『今日から待降節がはじまります。これを機会に霊魂の敵のそそのかしについて考えたのはよかったと思います。そのそそのかしとは乱れた官能や軽卒さ、神に反抗する理性の狂い、神や人間への愛を冷す尊大な思いあがりなどです。こういう心の状態はすべて明らかなさまたげであり、その攪乱力は決して小さくありません。そのため典礼は神の御あわれみを懇願させるのです。

「主よ、私の魂をあなたに向かって上げよう。ああ私の神よ、私は御身により頼む。そうすれば私ははずかしめられず、敵は勝ちほこらない」と、入祭唱でとなえました。奉献の祈りでも、「私は御身によりたのむ。そうすれば私ははずかしめられない」と、繰り返している通りです。

救いの時が近づいている今日、聖パウロの次の言葉を聞くと大いに慰めを受けます。

「救い主なる神のいつくしみと人間への愛があらわれた時、かれは私たちが行った正義の業をかえりみず、ただ御あわれみにより私たちを救われた」。』 (知識の香、7)

『「あなたたちは目を開いて、頭を上げよ。あなたたちの救いは近づいたのだから」という福音書の一節を読んだところです。待降節は希望の季節です。キリスト信者としての召命についての広い視野と父なる神の現存を中心とした「生活の一致」は、日々実現されねばなりません。

聖母が御子の御降誕を待つ数ヶ月をどのようにお過ごしになったかを想像しながら、ご一緒に聖母に願いましょう。聖母は私たちが同じキリスト、キリスト自身となることができるようにたすけて下さることでしょう。』 (知識の香、11)

『「神であり、人であるイエス・キリスト」 この「神の偉大な御業」を黙想し、「地には善意の人々に平和」をもたらすために来られた主に、感謝をささげねばなりません。平和は、神の善良な御意志に自分の意志を一致させたいと望むすべての人々にもたらされました。金持だけにではなく、貧しい人だけに限らず、全ての人々、全ての兄弟にもたらされたのです。みんなイエス・キリストにおいて兄弟であり、神の子であり、キリストの兄弟ですから、キリストの御母は私たちの母でもあります。

揺籠の中の我らの愛である幼子を見つめ、奥義を前にしていることを知らねばなりません。信仰をもってその奥義を受け入れ、同じく信仰をもって奥義の深い意味を究めねばならないのです。そのためには、キリスト信者としての謙遜な心構えが必要です。神の偉大さを人間の貧弱な概念を用いて説明したりせず、たとえ理解できなくても、この奥義は人生を導く光であることを悟るべきなのです。』 (知識の香、13)

『神との一致を求め、確かな徳である希望で満たされなさい。たとえ闇夜であっても、イエスは慈しみ深い光を注いで、あなたを明るく照らしてくださるだろう。』 (鍛、293)

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『日常の出来事や、一緒に生活している人々の喜びや悲しみのうちに、同僚の人間的な熱意や家庭の小さな出来事を通して、神は私たちを呼んでおられます。』