聖ミカエル、聖ガブリエル、聖ラファエル大天使

9月29日は聖ミカエル、聖ガブリエル、聖ラファエル大天使の祝日です。聖ホセマリアはこの三者の大天使をオプス・デイの保護者として選びました。その経緯についてバスケス・デ・プラダは『オプス・デイ創立者』に書き記しています。

1932年10月6日の木曜日、セゴビアのカルメル会修道院での黙想中、十字架の聖ヨハネの聖堂で祈りをしているとき、3大天使と3使徒の名前を呼ぶべしという霊感を(聖ホセマリアは)感じたのだ。つまり、聖ミカエル、聖ガブリエル、聖ラファエルと聖ペトロ、 聖パウロ、聖ヨハネである。そのときから、これらの天使、聖人をオプスデイが行う異なる使徒職の分野の保護者とした。

聖ラファエルの保護下には、若者に形成を与える仕事が来る。 ここからオプス・ディへの召し出しが出るであろう。この召し出しに霊的かつ人間的な形成を与える仕事は、聖ミカエルの保護下に置かれる。使徒職に参加する、あるいはオプス・デイに属する既婚者に関しては、聖ガブリエルの保護を頼む。

 二日後の土曜日に書いている。一オブス・デイのプレチェスを祈り、その中で 我らの守護者、聖なる大天使、聖ミカエル、聖ガブリエル、聖ラファエルに祈った・・天の王国においてとても高い地位にいるこの3位のお方に祈ることが、三位一体の神に大きな喜びを与え、オプス・デイの時が早められると心中から確信している、と

1931年5月8日、「聖ミカエルの出現」の祝日のメモに言う。 一私はオプスデイのことを偉大な戦士、 聖ミカエルに頼んだ。 聞き入れてもらったと思う。

(バスケス・デ・プラダ『オプス・デイ創立者』1巻、7章より抜粋)