『主がお望みになる聖性は、毎日の仕事や義務を神への愛ゆえに果たすことによって達成されます。ところで、毎日の仕事や義務はたいていの場合小さなことの積み重ねなのです。』
オプス・デイの規約は、1982年、聖ヨハネ・パウロ2世教皇により公布されました。ラテン語で記され、オプス・デイ属人区の法的性格、組織、目的などを定義しています。他の言語の公式訳はありません。
信徒も属人区に所属するのですか。それとも、司祭だけが所属するのですか。
昔から位階的構成を有する属人的な組織が存在していました。
1928年10月2日の創立時においては、芽生えたばかりの状態であったものの、現在のオプス・デイと本質的には同じものであったと言えるでしょう。
オプス・デイ属人の統治はどのようになっていますか。誰が指導するのですか。
オプス・デイの信者が、受けた召命に忠実であれば、その生活と仕事を通して、霊的にも使徒職においても教区に多くの利益をもたらすことができるでしょう。
オプス・デイと教区との関係はどのようなものですか。また、修道会や他の団体とも協力して活動することもあるのでしょうか。
属人区長、及びその統治を助けるために各分野にわたって責任を任せられた代理者たちは、オプス・デイにおいて裁治権をもっています。属人区長はオプス・デイに固有な裁治権者です。
属人区とは非常に多様なものですから、召命の必要性は本質的なことではありません。
現時点では、オプス・デイ属人区だけです。
教会のいかなる団体も、教会の中の教会などと呼ばれるものではありません。
オプス・デイの属人区長とオプス・デイ属人区自体は、他の教会の組織と同じように、聖座の下に置かれています。つまり、教皇と、教皇を補佐する機関である司教省の下にあるのです。
資金面はどうなっていますか。
オプス・デイの属人区としての設立25周年にあたり、カルロス・ホセ・エラスーリ・マケンナ教授がインタビューに応じました。
属人区とはカトリック教会の部分をなすもので、特定の信者によって構成され位階的な組織を持っています。つまり、属人区の頭であり一致の原理である属人区長、また属人区長の下で働く司祭と助祭を有しています。属人区に固有な使命は、信者の信仰生活を促進し、属人区の信者が所属している教区の活動を補完しながら、教会の福音宣教に協力することにあります。
教皇の名において教会が属人区を設立します。
まず思い出すべきことは、教会のいかなる性格を有する組織も、唯一の教会の生命と目的に与っているという点です。
オプス・デイ属人区の使命は何ですか。他の団体の使命と、どこが違うのでしょうか。
般のカトリック信者とオプス・デイに所属している信者には、何か違いがあるのでしょうか。
オプス・デイ属人区に所属するとは、その信者が個人的な召命を受けたことを意味します。