13. 一般のカトリック信者とオプス・デイに所属している信者には、何か違いがあるのでしょうか。

般のカトリック信者とオプス・デイに所属している信者には、何か違いがあるのでしょうか。

オプス・デイに所属している信者もカトリック信者です。したがって、何らの違いもありません。キリスト信者としての召命の中で、より具体的な招きを受けたと言えるでしょう。オプス・デイに所属することで、霊的な家族に加わり、より良い信者となるよう努力し、教会の使命に協力するのです。この招きは、オプス・デイのメンバーを他のカトリック信者と区別するものではないのです。

例えば、修道生活を生きる人々は、教会の中で、キリストにつき従う特別のしるしとなりますが、オプス・デイのメンバーが受けた招きは、このような区別を伴うものではないのです。在俗性は、独身生活を生きる者も含め、オプス・デイの信者にとって本質的な特徴なのです。しかしながら、もし、日常生活において神や教会から距離を置いて生活するのが一般のカトリック信者であると考えるのであれば、オプス・デイの信者は違った人々として見られることになるでしょう。

キリストを信じる者にとって、日常生活においてこそ、キリストに従って生きるべきであり、キリスト教をよく理解していない人の目には、オプス・デイの信者の生活はしばしば耳目を惹くことになるでしょう。