ごミサにあずかっている内に、神の三つのペルソナ、つまり御子を生む御父、そして御父により生まれる御子、その両者から出る聖霊との交わりを学ぶことができるでしょう。三つのペルソナのどの御方と交わっていても、それは唯一の神と交わっていることであり、三つのペルソナと、つまり三位一体の神と交わっていれば、唯一の真の神と交わっていることになるのです。ごミサを大切にしましょう。ごミサを愛しましょう。心が凍りついていても、感情が伴わなくても心から望み、信仰と希望と強い愛を込めて聖体を拝領しましょう。
ごミサを愛さない人、心を落ち着けて静かに信心深く愛情を込めてごミサにあずかる努力をしない人は、キリストを愛しているとは言えないのです。恋人たちは、愛によって優しく繊細になります。そしてしばしば非常に小さいことにまで細やかな心遣いを示すようになります。たとえ小さなことでも、それは愛に溢れる心の表れなのですから。私たちもこのような心でごミサにあずからなければなりません。ですから、短いごミサにあずかりたいと望む性急な人をみると、祭壇上の犠牲の意味するところがわかっていないのではないかと疑いたくなります。
人間のためにご自分を捧げてくださったキリストを愛するなら、ごミサが終わったあと感謝するため、心静かに親しく主と語らう数分間をもち、ユーカリスチアつまり感謝を、静かに心の中で続けたいと願うことでしょう。(知識の香91‐92)