イシドロの取り次ぎによるめぐみ

聖性の誉れのある人物に特別の恵みの仲介を願う信心は、教会において常に行われてきました。属人区オプス・デイの列福列聖請願事務局に届いた報告の中から、その一部を紹介します。

Phto: Abaransk

視力を失って

3月のある日、息子の左眼が赤くなりました。結膜炎だろうと思っていましたが、もっと重たい病気であることが分かりました。虹彩盲様態炎だったのです。普通は後遺症もなく治る病気らしいのですが、息子の場合は、原因はよく分からないものの、厄介な状態になっていたのです。息子は三週間、視力を失いました。

医者は最高の治療を施してくれました。家族はもちろん、友達も祈ってくれました。私は以前から息子のためにイシドロの取り次ぎをよく願っていましたので、今回も必ず聞き入れてもらえると確信していました。7月の半ばごろになると、息子は完全に視力を回復しました。

L.G.U.M.

インターネット

私の働く職場では、インターネットが不可欠です。接続を確実にするために、特別の電話回線を引いています。ところがある日、この回線が接続不能になったのです。電話回線の業者が復旧作業に取り掛かりましたが、いっこうに解決できないのです。私たちの仕事は遅れ、大変困ったことになりました。

2週間たった頃、私は友人に職場のトラブルについて語ったのですが、この友人は、「イシドロに頼んでみたら。彼はエンジニアだったのよ。私にも、ものすごい取り次ぎをしてくれたわ。彼の遺物がついた信心カードを持っているの。貸してあげるから」と言います。そのカードを借りて、職場で祈ってみました。その日のお昼休みが終って、職場に戻ってみると、コンピューターを担当している職員が、「回線が復旧したぞ!」と叫んでいました。この職員は、電話回線の問題で、とても苦しんでいたのです。会社にどれだけ迷惑をかけているかを考え、責任を感じていたのです。ですから、あらゆる手を尽くして復旧に努めていたことはいうまでもありません。

R.P.S.